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筑後市長選の実相 ‐蔵内勇夫県議に聞く‐
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2009年11月16日 08:41

 政権交代後、県南地区では初めてとなる注目の筑後市長選挙は、自民党筑後支部、公明、農政連が推薦した元副市長の中村征一氏(67)が、民主党推薦の元市議会議長に6,000票以上の大差をつけて初当選。自民・公明が勝利する形となった。しかし同市長選の実相は、政党同士の戦いではなく、事実上、県政最大の実力者とされる県会議員・蔵内勇夫氏の面子をかけた選挙でもあった。初当選を決め沸き返る中村事務所で蔵内県議に話を聞いた。

 記者:中村さんが初当選を決めたが、選挙戦を振り返ってみてどうだったか。
 蔵内:ありがとう。『悔いのない選挙だった』と言う他ないほど、全力で戦った。当初は、市議の皆さんに任せて裏方に徹するつもりだった。選挙期間中、今も着ているスタッフジャンバーを着続けたのは、それを体現したかったからだ。

 記者:マスコミは自民・公明VS民主、あるいは古賀誠VS野田国義の代議士対決の構図にしたかったようだが・・・。
 蔵内:(相手候補が)民主党色を出してくれたのはこちらの狙い通りだった。中村さんは民主党をはじめ全政党に推薦願いを出した。『市民党』だから当然だ。選挙期間中、徹底して『市民党』を貫いた。筑後市政を政党の争いの道具にしてはいけないとの思いだった

 記者:途中から蔵内県議が前面に出る形となったが・・・。
 蔵内:(相手候補が)計画が進んでいる県南公園(筑後広域公園)に反対の立場を鮮明にしたからだ。これには多くの人の期待がかかっている。反対するのなら自分が前に出て受けて立とうと思った。集会にも出たし街頭演説もやった。選挙戦は多くの市民に支えられ、思った通りの結果が出せた。『悔いはない』と言えるだけのことをやった。 

 当選を決めた中村氏が事務所入りする直前、選挙事務所を埋めた支持者の前をゆっくりと移動していた蔵内氏が、横向きのまま支持者らにVサインを掲げた。巻き起こる拍手。満面の笑みを浮かべる蔵内氏。この選挙の実相を見せつけた瞬間だった。

当選を決め万歳三唱をする中村陣営


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