(株)タイセイ(本社:大分県津久見市、佐藤成一社長)は11月18日、2009年9月期決算(非連結)を発表した。
売上高は前年比12.3%増の21億7,200万円、経常利益は前年比37.9%減の5,300万円、当期純利益は前年比37.6%減3,000万円。
総合カタログ第4版の発行およびインターネットでの広告展開により、広告宣伝費を意識的に投入した結果、新規顧客獲得数は12,160件(前期9,960件)、受注件数は163,574件(前期140,750件)と順調に伸びた。
新規顧客については、インターネットショップ「Cotta」を通じて個人客が大幅に増えた結果であり、和洋菓子店などの事業者については、新規顧客は獲得し続けてはいるものの苦戦している。
また、受注件数も順調に伸びているものの客単価は低下傾向にあり、これまでの状況より厳しいものとなった。
しかし「Cotta」においては顧客誘引として、手作りの菓子や弁当で有名なブロガーに、取扱商品をブログに掲載してもらうことにより、多様な集客が可能となったため、ページビューが堅調に伸びてきており、今後に期待が持てるとしている。
なお当事業年度は、当初よりカタログやインターネットでの集客を狙い広告宣伝費を大きく投じる計画で業績予想を増収減益としていたため、業績は順調に推移したとしている。
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