(株)田中信鉄工所
下請けからの脱却
（株）アサヒペンホームイングサービス
業績低迷、債務超過から脱却できず
■建築金物販売・施工（福岡）／(株)フクケンカナモノ
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約２億円
代 表 ： 高﨑 康彦
所在地 ： 福岡市博多区古門戸町5-1
設 立 ： 1961年７月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （09/４）約４億1,000万円
11月16日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は早川政路弁護士（森部・松尾法律事務所、福岡市中央区赤坂1-10-26、電話：092-771-2535）ほか２名。負債総額は約２億円が見込まれる。
■事務機器設置販売ほか（熊本）／(株)エステム
【続報】 債権者判明 負債総額 約15億800万円
代 表 ： 谷 正夫
所在地 ： 熊本市坪井2-2-35
設 立 ： 2000年７月
資本金 ： 3,800万円
年 商 ： （08/３）約６億2,500万円
弊誌10月12日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。破産管財人は竹中潮弁護士（竹中潮法律事務所、熊本市帯山4-23-20、電話：096-382-3188）。負債総額は約15億800万円が見込まれる。
■飲食店経営（福岡）／(有)技コーポレーション
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約５億3,200万円
代 表 ： 岩下 妙
所在地 ： 福岡市博多区店屋町7-28
設 立 ： 2003年10月
資本金 ： 300万円
年 商 ： （07/５）２億7,280万円
10月27日、同社は福岡地裁小倉支部から破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は田邊匡彦弁護士（黒崎合同法律事務所、北九州市八幡西区黒崎3-1-7、電話：093-642-2868）。負債総額は約５億3,200万円が見込まれる。
■空調ダクト設備工事（山口）／(株)ツカサ
【続報】 債権者判明 負債総額 約３億5,000万円
代 表 ：岩田 正己
所在地 ：山口県周南市栗屋50-4
設 立 ： 1989年９月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （08/７）約３億5,100万円
弊誌９月17日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。破産管財人は石原詠美子弁護士（石原法律事務所、山口県周南市弥生2-1、電話：0834-27-1830）。負債総額は約３億5,000万円が見込まれる。
■特別企画～建築を取り巻く業界の「今」
生き残りをかけた老舗ゼネコン 模索する受注戦略と「脱・請負」
ライバル比較論 (株)旭工務店×九州建設(株)
福岡地区を代表する老舗のゼネコンである(株)旭工務店と九州建設(株)。ともに建築請負特化型の100億円企業として、業界を牽引してきた存在でもある。だが、2009年は両社にとって大きな分岐点の年となった。
(株)旭工務店
代 表：稲永 正人
所在地：福岡市博多区博多駅南5-10-13
設 立：1953年９月
資本金：1億2,000万円
年 商：（09/８）108億4,101万円
業 種：総合建設
九州建設(株)
代 表：辻 長光
所在地：福岡市博多区博多駅南1-8-31
設 立：1949年３月
資本金：４億9,750万円
年 商：（09/５）95億113万円
業 種：総合建設
○両社とも揺れた2009年
○両社ともマンション受注中心の展開
○劣化する九州建設の財務内容
○九州建設優位から逆転の構図へ
（考察資料）（株）志多組 再建途中の現状
■特別企画～建築を取り巻く業界の「今」
苦境加速、新分野で活性化―「建築」支えてきた各業界の現状
構造計算書の偽造に起因する法改正に端を発した「官製不況」、そして昨年９月のリーマン・ショック―近年、建築を取り巻く業界において、「逆風」の二文字では簡単に済まされぬほど、その業容や規模の大小を問わず破綻や廃業が相次いでいる。
○サッシ・ガラス建築金物業界 －多くの倒産が出た業界 受注難さらに続く
○管材・管工事業界 －設備工事と本管工事 明暗分かれる
○内装業界 －モラルの欠如で業界は負の方向へ
○鉄筋・型枠業界 －新築物件減少と単価低下に晒される
○建築関連レンタル業界 －異業種レンタル参入で延命も今後は寡占化加速
○生コン業界 －苦境を乗り越えるべく 厳格な品質問われ始める
○塗装・防水業界 －リノベーション事業で各分野とも活発化
○土木工事業界 －安値受注競争で陥る負の連鎖
○電材・電気工事業界 －民間の受注の低迷が顕著に現れる
○建築士業界 －民主党政権下で建築の諸問題払拭できるか
■東京レポート
消費者金融市場の淘汰が進むなかで 買収を加速するネオラインキャピタルとは
アイフル・ショックが消費者金融業界の淘汰・再編を加速させた。消費者金融独立系のアイフル（福田吉孝社長）が９月、「事業再生ADR」と呼ばれる私的整理を打ち出したことから淘汰が強まった。
○アイフル・ショックが直撃
○レナウンの筆頭株主に登場
○ライブドアの残党が結集
○資金スポンサーは日本振興銀行
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