不況が続く日本経済であるが、通販業者の中には好調な業績の企業が多い。そんな業界環境であるがゆえ、広告代理店や取引先などは仕事をもらうために、日夜、ゴルフや食事などの接待を行っているところもある。しかし、通販会社も接待されるばかりではない。ある地場通販会社幹部は、東京に定期的に出向いて、TVキー局の幹部を接待しているという。これは、少しでも良い時間帯のCM枠を抑えたいがためであるが、確かにゴールデンタイムと深夜枠では、視聴率に加えて消費者へのPR効果も異なってくる。
接待するにしても、されるにしても、この業界も体力がモノをいうようだ。
【宮野 秀夫】
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