「より良い品質での工程にて打設したいのは当然です。しかし、我々コンクリートを打ち込む側はそう強く元請側に意見することは出来ません。“キチンとした質の生コンで打設しなければこの先10年、20年後に建設物に綻びが出ます”と元請側に再三提言しても、“分かった、分かった”と回答するだけで実際は相変わらずより安価な生コンを使っているのが現状です」と九州北部地区のあるコンクリート打設関係者は切実に語る。ちなみに「破綻した穴吹工務店も俗に言うアウトサイダー工場の生コンを使っていた」とコメント。
品質よりコスト最優先の工事がまだまだ減らないのが現実か?
【河原清明】
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