(株)丹青社
リストラで立て直しを図る
(株)総食
回復軌道に乗れるか?
■マンション分譲(香川)/(株)穴吹工務店 ほか2社
会社更生法適用申請 負債総額 約1,509億900万円(3社合計)
代 表 : 朝倉 泰雄 ほか1名
所在地 : 香川県高松市藤塚1-11-22
設 立 : 1961年1月
資本金 : 57億5,400万円
年 商 : (09/3)1,306億5,000万円
11月24日、同社および関連会社の(株)エイシィカンパニーグループと(株)穴吹ハートレイの3社は、東京地裁へ会社更生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は松嶋英機、宮崎信太郎両弁護士(西村あさひ法律事務所 、東京都港区赤坂1-12-32、電話:03-5562-8500)。保全管理人は長谷川宅司弁護士(弁護士法人三宅法律事務所、東京都千代田区有楽町1-7-1、電話:03-5288-1021)。負債総額は、穴吹工務店が約1,403億3,400万円(2009年3月末時点)、エイシィカンパニーグループが約65億4,900万円(同2月末時点)、穴吹ハートレイが約40億2,600万円(同9月末時点)の、3社合計で約1,509億900万円が見込まれる。
■土木工事(福岡)/イワクラ建設(株)
採算割れ 決済不調 負債総額 約1億1,800万円
代 表 : 松田 政夫
所在地 : 福岡県筑後市久富989-2
設 立 : 1988年11月
資本金 : 3,700万円
年 商 : (08/6)1億2,259万円
11月13日までに同社は、再度の決済不調に陥り、行き詰まりを表面化させた。負債総額は約1億1,800万円(08年6月期末)が見込まれる。
■看板製作等(佐賀)/(株)パックス・トーア
売上不振 民事再生法適用申請 負債総額 約3億6,000万円
代 表 : 藤 雅仁
所在地 : 佐賀県鹿島市古枝甲470-11
設 立 : 1979年4月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/2)3億9,220万円
1月17日、同社は佐賀地裁武雄支部に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は牟田清敬弁護士(牟田法律事務所、佐賀市中の小路7-21、電話:0952-22-4489)。負債総額は約3億6,000万円(うち金融債務2億9,300万円)が見込まれる。
■トップインタビュー
感動がある。物語がある。九州 キャッチフレーズに込められた想い
九州観光推進機構 会長 田中 浩二 氏
「観光王国・九州」の実現に向け、九州地域における観光客の受け入れ体制の整備、国内大都市圏や東アジアなど国内外の重要市場をターゲットとした観光客誘致活動など、「九州観光戦略」を実践的かつ着実に展開していくために設立された九州観光推進機構。
○「九州観光戦略」の遂行
○縦軸から横軸へ
○道州制の九州モデル
○都市観光地としての福岡
○観光立国を地域レベルで
○誇るべき5つの九州の魅力
■ズームアップ
転機迎えたハウステンボス経営 期待されるHIS主導の再建
11月14日、長崎県佐世保市のハウステンボス(以下、HTB)の再建問題で、大手旅行業で東証一部上場のエイチ・アイ・エス(以下、HIS)がスポンサー候補として挙がったことを報じた。時を同じくして、福岡の主要企業が再建への複数シナリオをまとめた。
○HIS支援は天恵か
○立ちふさがる壁
○「カジノ特区」認められず
■企業研究
消費者金融株の急落 浮き彫りとなった業界の苦境
(株)武富士
11月18日の東京株式市場で、消費者金融株が急落した。アイフルの私的整理に続き、武富士が債務の一部について事実上の免除を投資家に求めはじめたことから、業界の苦境が改めて浮き彫りとなった。半年後に迫った改正貸金業法の施行期限を前に、同社の現状等を検証した。
代 表:代表取締役兼社長執行役員 清川 昭
所在地:東京都新宿区西新宿8-15-1
設 立:1966年1月
資本金:304億7,790万円
店舗数:1,051店(無人店舗840店、インターネット店舗1店を含む)
従業員数:2,415名
営業収益:(09/3連結)1,863億4,900万円
当期利益:(同上)▲2,561億3,700万円
○武富士ストップ安の理由とは
○同社の資金調達環境の厳しさ
○大幅欠損の第42期決算
○貸金業者数の減少に歯止めがかからない!
○消費者金融大手全社が2ケタ減収
■流通大競争時代
ドラッグストア再編、九州に波及サンドラッグ、ダイレックスを買収
ドラッグストアの再編が九州に波及してきた。マツモトキヨシホールディングスが(株)ミドリ薬品を買収するのに続き、(株)サンドラッグがダイレックス(株)を傘下に収める。サンドラッグは九州での基盤を強化するとともに、ドラッグとディスカウントストアを組み合わせた新たな業態作りを狙う。
○投資ファンドが売却
○DSとドラッグの融合へ
○ミドリはマツキヨが買収
■恩田の深層WATCH
刀剣協会問題大詰めへ 決断迫られる佐々淳行会長
細川護煕元首相の祖父・細川護立元貴族院議員や山中貞則元防衛庁長官、橋本龍太郎元首相ら、かつて政界の大物も会長を務めた歴史ある組織が岐路に立たされている。
○刀剣類の鑑定が利権化
○迷走続ける協会の実態
○危機管理の手腕は
■倒産を追う
最後は反対で終焉、再生案否決で破産へ 宅配すし先駆者のあえない幕切れ
(株)ドゥ・イット・ナウ
あっけない幕切れとはこのようなことか。『ふく鮨本舗の三太郎』の名でお馴染みの、地元宅配すしチェーン経営の(株)ドゥ・イット・ナウ(代表:蔀 章氏)は、2008年8月に民事再生法を申請し破綻。再生を期して奮闘したが、09年10月20日に再生廃止決定が福岡地裁より下された。
○栄枯盛衰の19年間
○危機感が希薄だったのか?
○再生計画案否決で落日
○無知?無関心?策略なのか?
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