貸金業法改正や過払い金返還請求により、貸金業者の収益環境は急速に悪化している。日本貸金業協会の最近の調査では金融機関の貸出姿勢について、44%が「厳しくなる」と回答している。今後の「借入可能金額(借入枠)」見通しを調査した結果、40%が減少すると回答している。 貸付残高5,000億円超の大手貸金業者8社の正常貸付先のうち、総量規制で融資停止など与信見直しを受ける可能性のある顧客は、約半数に上ることも判明している。
【久米 一郎】
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