経済産業省委託事業の低炭素社会に向けて、技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業として工事が進められていたリバーウォーク前(北九州市小倉北区)「多機能テラスシステム」が完成した。
この事業は環境モデル都市のシンボルとして、北九州市が「紫川エコリバー構想」を策定。同市の中心部を流れる紫川の周辺に、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用した小型発電設備を集中的に整備し、低炭素社会実現のための啓発活動に寄与することを目的としている。
これを開発したのは北九州市に本社を置く芝浦特機(株)、施工は同じく北九州市の岩永工業(株)である。芝浦特機の新地哲己社長は、「発電するだけの単なる太陽光発電から更に発展させ、都市空間とマッチするデザイン性の高い太陽光発電システムが認知されることで、このシステムが全国へと広がって欲しい」とコメントしている。
正式稼動は11月20日(金)からの予定。お近くの方は是非一度、足を運んでみてはいかがだろうか。
【発信・北九州】
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