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<シリーズ>地に落ちた「ブランド」 ~暗雲たちこめる「下関ブランド推進協議会」(19)
特別取材
2009年12月 1日 08:00

≪下関ブランド推進協議会に対する下関市議会の経営委員会審査(調査)報告(6)≫

 平成21年8月24日に開催された、下関市議会の経営委員会審査(調査)報告の内容の続きである。(抜粋、原文のまま掲載)

○商工振興課課長(黒瀬邦彦君)
 腹が痛くなったということについては、直接所管していないし、直接聞いた訳でもない。伝聞して噂を聞いただけであり、公式の場で私が回答する立場にはない。したがって、何らかのきっかけがあって、農林水産省が調査に入ったと……
○経済委員長(桑原 博君)
 今の福田委員の質問は、どういうところからスタートして、農水が動いたかということを聞いている。スタートがそういうことであったということだ。一般的にみんな知っていることだ。お腹が痛いという人がいたので調査に入ったということだ。そういうとこではないのか。
○商工振興課課長(黒瀬邦彦君)
 噂は聞いている。ただ、私は事実を確認したわけではない。きちんとした商工振興課からの回答という形では正式にできないということである。
○福田幸博君
 わかった。自分の守備というか、自分の部分だけしかできないということはよくわかった。逆に下関ブランドという形の推進協議会として、基準が甘かったということもあるだろうし、ただ、売りたいだけということもある。この下関ブランドは大変傷ついたと思う。ちょうどこれが発表されたときに中尾市長が東京で販売をしていたが、新聞にこういう記事がでて、下関ブランドのイメージが非常に悪くなったと思う。市としては、さっき言ったとおり、推進協議会に好きにしなさいと言っただけで終わりなのか。下関ブランドが傷ついたことに対する責任は誰がとるのか。他のメーカーはものすごく迷惑していると思う。本人どころではない。

(つづく)

【特別取材班】


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