ZENNAMAの12月1日発表によると、2009年10月度の生コン出荷実績は
総出荷:789万6,889m3(前年比 81.4%)
官公需:377万6,755m3(同比 90%)
民 需:412万127m3(同比 74.9%)
総出荷32ヵ月、官公需33ヵ月、民需30ヵ月、それぞれ連続で前年同月出荷量がダウンという状況。
総出荷量をわが国の生コン工場数で割ると、月間平均出荷量2,073m3と辛うじて2,000台を維持。しかしながら2,000m3では商売にならないことは周知のことである。
2009年9月時点での工場減少率は3月時点と比較して2.6%。何度も述べているが経営合理化をどんどん推進していかなければ益々各工場ともに窮地に追い込まれる。
穴吹工務店破綻の連鎖で香川県内生コン工場が破産。大型倒産に巻き込まれると一気に奈落の底に突き落とされる状況は今月も続くだろう。面子や体面を繕っている状況では無くなってきた。
(前提条件…2009年9月末時点ZENNAMAデータの工場数3,911(09年3月時)→3,809にて換算)
【河原 清明】
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