“1箱の名刺が1本の木に…”。福岡市東区の印刷会社のピーアンドディービジネス(株)では現在、名刺1箱または年賀状印刷100枚で木を1本植えるというエコなキャンペーンを実施している。
「紙を消費する企業だから紙の原材料である木を再生する活動を行ないたかった」というのは安武健一社長。安武社長は同社の2代目で、同志社大学工学部卒業後、(株)竹中工務店で社会人を過ごした経験を持つ。また、学生時代からラグビーを続けるラガーマンでもある。
安武社長が、数年前に関西の企業が電報一通で1本木を植えるという話を聞き、「ぜひうちでもやりたい」と思い昨年夏からキャンペーンをスタート。現在ではこの試みに理解ある企業が200社を超えた。1本の木は認定NPO法人緑の地球ネットワーク(GEN)に託し、中国山西省大同市の黄土高原に植栽してもらうという。
ECO名刺は100枚1,500円から。材料には再生紙やケナフ(非木材紙)を使用し、名刺のどこかに『1CASE 1TREE』のロゴを入れると100円引きとなる。名刺や年賀状は人と人とを繋ぐツール。この名刺1枚でどれだけ環境保護に貢献しているかを、渡す相手にも伝える事ができ、合わせて企業のイメージアップにも繋がる。また、年賀状は20枚1,500円から受け付けている。詳細は同社のホームページをご覧あれ。
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ピーアンドディービジネス(株)
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