福岡の歓楽街・中洲。稼ぎ時の忘年会シーズンであるが、客足は決して良くはない。やはり不景気の影響であることは間違いないようだ。実際、ある和食処Aの女将は「忘年会の予約は2件だけです。例年このシーズンは、バイトを雇って対応していますが、今年はその必要がないようです。稼ぎ時なんですけどねえ」と寂しそうに語る。
一方、儲かっている店もある。あるクラブは、面積が倍のビルに移転する。来店しても店内に入りきれない客が多かったようで、移転に至ったという。家賃が高くなっても、新しいビルに移転する方針のクラブもあるようで、中洲でも優劣がハッキリしてきたと言えるだろう。
【宮野 秀夫】
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