久しぶりに「これは凄い!」と感じた企業がある。それは福岡市早良区に本社を置くカイケンコーポレーション(株)(代表:浦上 直氏)。同社は「幻の漆喰」「竹炭入り清活畳」「音響熟成木材」を開発し、呼吸する、化学物質を吸着分解して清々しい空気を造る、快適で安全な住宅を生み出している。
本社を訪れてみたら分かるのだが、同社の本社は「幻の漆喰」などを使って造られており、非常に心地良い空間となっている。この「幻の漆喰」とは、化学物質に対する吸着力が非常に高い焼成カルシウムと麻のスサ、海草を煮込んで作った糊を、無菌水で混ぜ合わされて作られている。そのため、完全天然素材で安全な壁材であり、光熱触媒の効果もあるため、臭いや科学物質を吸着・分解するため、クリーンな空気が生まれるようになっている。また、木材自体にもこだわっており、「音響熟成木材」と呼ばれる同社独自の方法で木材を乾燥させている。これは、常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせ、熟成乾燥させる方法。木の細胞が破壊されることなく、木材の持つ油分やエキスがそのまま残り、保湿作用・保水作用・防菌作用を持ち合わせ、時間とともに美しいツヤも出てくるという、まさに「生きた建材」となっている。
健康を意識した住宅を建てたいという方には、ぜひとも同社がお薦め。ぜひ一度、同社のモデルハウス(福岡市西区)を体感していただきたい。
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カイケンコーポレーション(株)
【宮野 秀夫】
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