久光製薬(株)(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)は12月3日、連結子会社であるHisamitsu America, Inc.(以下「久光アメリカ」)の株式を、同じく連結子会社であるHisamitsu U.S, Inc.(以下「久光US」)に現物出資すること、および経皮吸収型持続性慢性疼痛治療剤「Fentanyl Transdermal System(開発コード:HFG-512)」の資産を連結子会社であるNoven Pharmaceuticals, Inc.(以下「Noven社」)に現物出資することを発表した。
理由について、久光USへの現物出資については、米国事業の効率化を目的とし、久光USに資本および情報の集中化を行うため。久光製薬保有の久光アメリカ株式全てを久光USに現物出資する。
これに伴い、久光アメリカは久光USの完全子会社となる。
出資内容:当社保有の久光アメリカ株式 1,000株(簿価約1,400万円)
Noven社への現物出資については、「Fentanyl Transdermal System」の製造業務の効率化を図るためで、「Fentanyl Transdermal System」の資産を久光USに現物出資し、その後、久光USが同資産をNoven社へ現物出資するとしている。
出資内容:「Fentanyl Transdermal System」の資産(約7億400万円)
久光アメリカ株式の久光USへの現物出資と、3社(久光製薬、久光US、Noven社)による現物出資契約の締結は2009年12月31日を予定している。
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