第一屋製パン
5期連続の赤字決算へ
(株)バイオシ―パルス
経産省の取引停止処分で売上急降下
■塗装・防水工事(福岡)/(株)メン・テック
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約3億円
代 表 : 許斐 英雄
所在地 : 福岡県大野城市若草3-14-15
設 立 : 2001年11月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (09/6)約5億円
11月30日に事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は深谷塁弁護士(深谷法律事務所、福岡市中央区赤坂1-5-11、電話092-724-7900)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■旅館経営(福岡)/(有)原鶴荘
【続報】 債権者判明 負債総額 約2億8,400万円
代 表 : 田島 幸貴
所在地 : 福岡県朝倉市杷木久喜宮1835-1
設 立 : 1998年4月
資本金 :1,500万円
年 商 : (09/3)約4,000万円
弊誌10月29日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。破産管財人は鳥居玲子弁護士(近江法律事務所、福岡市中央区赤坂2-2-38、電話:092-714-3444)。負債総額は約2億8,400万円が見込まれる。
■ホテル経営(佐賀)/(株)入船荘
売上不振 民事再生法適用申請 負債総額 約33億6,000万円
代 表 : 小芦 重昭
所在地 : 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲333
(登記上)佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2330
設 立 : 1959年2月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/8)約2億4,000万円
11月18日、佐賀地裁武雄支部へ民事再生法の適用を申請していた同社は、同30日に保全命令を受けた。申請代理人は牟田清敬弁護士(牟田法律事務所、佐賀市中の小路7-21、電話:0952-22-4489)、監督委員は団野克己弁護士(弁護士法人団野総合法律事務所、佐賀市中央本町1-10、電話:0952-29-5036)。負債総額は約33億6,000万円が見込まれる。
■不動産賃貸(大分)/つたや商事(株)
採算割れ 特別清算開始決定 負債総額 約5億6,000万円
代 表 : 岡村 邦彦
所在地 : 大分県別府市石垣東2-8-21
設 立 : 1959年11月
資本金 :4,000万円
年 商 :(09/3)1億571万円
11月10日、同社は大分地裁から特別清算開始の決定を受けた。申請代理人および代表清算人は岡村邦彦弁護士(岡村法律事務所、大分市中島西1-4-18、電話:097-533-2001)。負債総額は約5億6,000万円が見込まれる。
■倒産を追う
順調な業容拡大から一転 最後は投げ出しで「立つ鳥後を濁す」
(株)アクシア・ユニオン
10月31日で事業を閉鎖し、事実上倒産した(株)アクシア・ユニオン。最後に手掛けていた長崎の「プレミアム長崎北ザ・パーク」(90戸)の決済日前に代表の梶氏が行方をくらましたかたちとなり、関係者にとっては厄介な幕引きとなった。
本 社:福岡市博多区博多駅前3-16-10
代 表:梶 祐
設 立:2001年12月
資本金:1,000万円
年 商:(09/3)17億7,048万円
○順調にステップアップしたかに思えたが…
○実情は厳しかったのはゼネコンでも見えてくる
○必死さが見えない販売に関係者も唖然…
■企業研究
長崎の物件でJVの小山・永川 与信管理面に課題残す
11月に事実上破綻した(株)アクシア・ユニオン(福岡市)が、最後に手掛けていた大型物件が「プレミアム長崎北ザ・パーク」(90戸)。マンション需要が縮小するなか、地場トップクラスの(株)小山建設と永川建設(株)の2社がJVで建設した。
○(株)小山建設
○永川建設(株)
■クローズアップ
穴吹工務店破綻・各社の見解01
激変には激変の対応で生きる
新栄住宅(株)
○メインバンクがない
○対応能力が鈍い
穴吹工務店破綻・各社の見解02
緻密な営業戦略で生き残る
西武ハウス(株)
○マンション業界全体のイメージダウンを危惧
○事業リスクの取り方に大きな差が
○新築物件に加えて再販物件で安定した業績
穴吹工務店破綻・各社の見解03
穴吹工務店だけの問題ではない
(株)アルシスホーム
○供給過剰など課題の長期化
○市場の変化に対応した身の丈経営を
穴吹工務店破綻・各社の見解04
結束力の弱体化が破綻の予兆に
取引業者
○三顧の礼で迎える
○結束が乱れ始めた価格競争
○いつの間にか消えた看板
■流通大競争時代
大黒天物産、九州に進出 ディスカウント4社が激突
岡山県を本拠とする食品ディスカウントストア(DS)の大黒天物産(株)は来年3月、水巻町の大型商業施設「ヒルトップテラス」に出店し、九州に本格進出する。域外大手の参入で、低価格競争が一段と激しくなることは必至。
○水巻町に来年3月1号店
○経常利益率4.8%誇る
○DS、生き残り競争へ
■マックス市政ニュース
問われる福岡市の国際交流 不適切海外出張を追う(3)
「福岡アジア文化賞」をめぐり、またしても杜撰な旅行命令書(出張命令書)が存在していたことが明らかとなった。カラ出張同然のケースである。
○今度はカラ出張?アジア文化賞の杜撰経理
○決済印なし・修正なしの旅行命令書
○命令書はなかった?
■KOREAN-TREND 037 ジャーナリスト 下川 正晴
中国の浮上と日本の対米基調の変化 東アジアを貫流するトレンド
米国と日中韓関係、日韓関係、そして韓国固有の問題。今回のコリアントレンドは、この3つの側面を取り上げる。「中国の浮上」と「日本の対米基調の変化」、そして「混迷する韓国」。これが東アジアを取り巻く大きなトレンドだからだ。
○オバマ大統領アジア歴訪
○少子高齢化の日韓両国
○社会統合・環境が立ち遅れる
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