デベロッパーの中には商品土地を購入し、来年に向けて仕込みを行っているところもある。しかし、相変わらず金融機関の融資姿勢は厳しい。
そんな中、地場デベロッパーのA社は、社債を発行するという。これは、広告費などを社債で賄う計画である。A社のほかにも、社債発行を検討しているデベロッパーもあるようだ。ただ、A社の場合、社債を購入した企業は、優先的(金額が合えば)にA社が来年から着工する新規物件の工事に入ることができるという。経済環境厳しい中ではあるが、デベロッパー各社も様々な策を講じて生き残りを図っている。
【宮野 秀夫】
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