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特別取材

<シリーズ>地に落ちた「ブランド」 ~暗雲たちこめる「下関ブランド推進協議会」(26)
特別取材
2009年12月 9日 08:00

≪下関ブランド推進協議会に対する下関市議会の経営委員会審査(調査)報告(13)≫

 平成21年8月24日に開催された、下関市議会の経営委員会審査(調査)報告の内容の続きである。(抜粋、原文のまま掲載)

○経済委員長(桑原 博君)
 今、言われたことは、結局、所管が保健所と農林水産と商工振興課と分かれた中で、統一した今からの改善策は、しっかりやってほしい。実際に下関ブランドについて観光産業部としてどういう認識があるのかということと、直接被害はでていないということであるが、この状態で良いのか。今から勉強会をやったり、指導する会をしたりということはしっかり行っていただきたい。それぞれの意見をいただいたが、日高食品について、こういう事件を起こして、ブランド商品を4点取り下げたということで、指導をどのようにしていくのか、また、今、どうしているのか、そのあたりが不明である。新しくブランド商品化したのか。取り下げたのでそのままなのか。これは明らかにペナルティかもしれない。どういう状況にあるのかなと思っている。経済委員会としては、観光産業部に徹底的に産業としてのフグを守っていくという取り組みをやっていただきたい。考え方をしっかりしてもらわないといけない。それと、この度、加工業者のところで話を聞くことによって、賞味期限をJAS法の中で記述しなければならないことになっているが、厚生労働省のほうで、別途資料で保健所から持ってきてもらったが、製造年月日を記載するということになっている。2枚目の3番。業者の皆さんにしてみれば、JAS法と別個に厚生労働省で決められたもので、1枚目に「フグの衛生確保について」昭和58年の12月に義務付けられている。業界、ふく連盟の人も含めて、今回の非を反省して、しっかりやっていきたいという中で、製造年月日を明記しなさいということについて、他の加工業にはなく、ふぐだけについて指定されている。改善すべきところは改善し、がんばっていきたいが、業者の方から製造年月日に記載をといわれると、パック商品にして売り出すにしても非常に難しい。経済委員の人に、農林水産の賞味期限と厚生労働省の製造年月日の記載ということをご理解していただきたいという意見もあった。今から自助努力していく中で、国や県にふぐの製造年月日を載せなさいと言われているものに対して、委員の皆様に話しを理解してもらえないかと言われている。今からしっかりやっていく中でも、下関のふぐをいかに商品化して、加工されたものを売り出していくか、ということについて理解を求めたい。今からの課題としては、政治の力も必要かもしれないが、まず下関市に、そして経済委員会に陳情なり要望なりをあげてみてはどうかと、委員会の中で、製造年月日を記載しないといけないことになっているものについて、そこの部分を取り外してもらえないかという希望があるので、これは国がやってきているので難しさがあると思われるが、委員の皆さんに、自分たちが汗を流して下関のブランド商品を守っていく、そして自分たちの産業を守っていくということの中でご理解を求めたいという意見があったので紹介させていただいた。早くからこの件について福田委員、兼田委員から、状況を聞きたいという申し出があった。現場の人と話をする中で、経済委員からもそういう声があったと伝えた。それぞれの所管について、いろいろととりまとめが難しいとは思うが、観光産業のこの場ではそういうことで、部長のしっかりした声を聞きたいなと思っている。

(つづく)

【特別取材班】


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