9日午前、国土交通省国道事務所側が、民主党・野田国義衆院議員の地元事務所(八女市)を訪れた。7日から続く、野田議員の公共事業見直しの一環として国交省側に説明を求めていたという。
国道事務所が野田議員を訪問して説明したいと申し入れてきたとされる。
野田議員は地元・福岡7区内の有明海沿岸道路のルート変更などについて厳しく問い質したが、国道事務所側は曖昧な答弁に終止した。
野田議員はこの他、国道3号線に予定される歩道橋についても説明を求めた。
計画される歩道橋は、1~2億円かける予定だとされ、野田議員は高齢者などの利用には不便であるとして、「私が昨日やったように地元の声を聞いて、必要なものを造るべき」と迫った。
両者の溝は埋まらなかったが、地元住民の声を聞き込んだ上で厳しく追求する野田議員に、国道事務所側は防戦一方だった。
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