アスベスト除去で九州トップクラスの技術を誇るムライケミカルパック(株)〔本社:福岡県久留米市、村井正隆社長〕。屋根や外壁などの再生・断熱、省エネ、CO2削減に貢献する特殊塗料の製造・販売・施工を行なう同社は、大手企業からの施工実績を多数有しているが、この技術を中国国家が評価し、国家直系の子会社と代理店契約を今年の6月に結んでいたことが明らかとなった。
契約先は鳥の巣の形をした北京オリンピックのメインスタジアム(正式名称:北京国家体育場)の建設を行なった中国国家建築設計研究院の直系子会社である北京筑邦建築装色工程有限公司。同研究院の総監を務め、同有限公司の総経理(日本の社長にあたる)を兼任する孟建国(もうけんこく)氏が同社の技術を高く評価したようだ。
19億人という世界最大の人口を擁する中国の建設業界トップに認められた事で、今後、同社の中国でのビジネスチャンスが膨らむことは確実だ。
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⇒ムライケミカルパック株式会社
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