福岡女子大の建て替えに伴う香椎幼稚園の存続問題について、データ・マックスの取材に対し大塚勝利議員は、「県が閉園に伴い適切な対応をしていたのか、知事の答弁には福岡女子大の改革は今やらねばならないという一点張りで、幼稚園について言及されなかった。納得のいく回答をしてほしい。今後、文教委員会でこの問題を取り上げていきたい」と述べた。
大塚氏のブログによれば、この問題は、2月9日の文教委員会で女子大改革の立地を現在地とする報告がされ、直後の2月20日に大学が賃貸借契約解除を通告しており、その動きがあまりに性急過ぎることや、県が策定した「改革基本計画」、本年2月の女子大改革の立地問題を審議した文教委員会においても、これまで女子大改革の議論の中で香椎幼稚園の存在について明らかにされていないことを指摘している。
また、香椎幼稚園は、巷間言われているような少子化に伴う経営・運営上の問題は全くなく、極めて順調である。閉園問題は、あくまでも女子大が借地の返還を求めたことに端を発するという。
氏は、ブログの中で「香椎幼稚園についても女子大改革の一環として議論すべきであり、そのことからも女子大改革の全体像が充分に議論されていないのではないでしょうか。より丁寧に、地域の理解を得ていかないと、地域からも応援されず、女子大が孤立してしまうのではないか」とコメントしている。
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