わが国の生コンは、苦境下から脱却出来ていない。今年に入り出荷が前年比20~30%ダウンがどの地区でも続く。今後も変わらないであろう。
全国的に見ると、マネジメントがうまくいっている宮崎県下においても、先の事業仕分けにより、道路工事凍結や農道工事の中止を余儀なくされ困惑している模様だ。
関係者は「あれこれ言っても始まらない。今年は政権交代で我々の業界は変わらねばならない。今年の厳しさは来年も変わらない。では何をしていくのか?工場の集約化しかない。今すぐやらねばならない。ただ一方的、画一的な集約化→工場買収、工場撤退だけでなく、地域に合った手法を相互で納得し共生していくやり方を実践していかねばならない。強引に押し付ける集約化は望ましくないが、やるという意思統一は不可欠だ」と集約化の意義を語る。
【河原清明】
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