(有)メイン（代表：田中幸司）は、１頭の馬からわずかしか採れない「こうね」（たて髪の下の馬脂）を使用したスキンケア商品『こうね馬油』シリーズを販売している。都市部を中心にグルメ食材として静かなブームを呼んでいる「こうね」。化粧品素材としても、他の部位から採取した馬油に比べてα-リノレン酸が５倍も多く含まれ、吸収性にすぐれているとして重用されている。
　大丸百貨店直営の化粧品通販サイト「マルコレ」（http://www.marucollet.jp）では、同社のこうねオイル５アイテムがボディケア商品群にラインアップされている。保湿ジェルタイプの『馬油ジェルローション』（2,625円・税込）、クリームタイプの『サクラマーユ』（1,890円・税込）をはじめ、馬油100％を配合したピュアオイル『こうねオイル　七福馬神』シリーズ３アイテム。同品は、ともにプッシュ式容器のため使いやすく、携帯性にも優れている。

　ここ数年来、馬油のマーケットは急伸しているが、一方で産地表示の問題や品質のバラつきなど、いくつかの課題も抱えている。安全・安心な商品に対する消費者の関心が高まっているなか、産地表示の証明書が付いている同社製品のリピート率は高い。最近では、床ずれに悩む被介護者のケアで医療機関や介護事業所での利用も増えたようだ。
　10月12日、同社の顧問を務める楠元泰弘氏（68）が、シドニーで行なわれた国際スポーツ大会「ワールドマスターズゲームス」の重量挙げ56キロ級で優勝し、メディアでも話題になった。優勝の秘訣は「練習前後に行なう全身マッサージ」だとし、『こうね100』で皮膚の保護を行なっているという。

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(有)メイン
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