『企業お助けマン』として全国を快走する友人は、各地の夜を堪能している。だから、全国の夜の情勢には精通しているのである。「名古屋の夜は壊滅。中洲はまだ人の流れが多いし、お客も一杯だ」と証言する。
12月4日(金)の夜は、名古屋にいた。ある行きつけのスナックに立ち寄った。「今週はヒーマだわ」と女の子が嘆くから「何人お客さんが来たの?」と尋ねたら、「今週月曜日から、お客さんが7人目です」と答えてくれた。悲惨そのものだ。トヨタ一色の城下町の復活には、時間がかかる。
ところが、中洲の場合だ。この友人は、一週間後の11日(金)の夜、中洲のクラブに、お目当てのホステスに会いにいった。「多いわ、多い」お客が。「福岡は、中洲はどうなっているの。不景気は関係ないね」。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら