長崎県下の生コン関係者は「先が見えませんね。特に政権交代後は。自民党政権の時は、やりますと言っていた公共工事がいきなり凍結・中止ですよ。高速道路の諫早、長崎間における車線拡大工事の凍結が特に痛手でした。何を信じていけば良いのか分かりませんね。公共工事が行われなければ民間需要も活性化しないと思います」と語る。また、工場集約化については、「実際活発に行われることはないでしょう。むしろ自然淘汰されていくのではないでしょうか。集約化を行なうための資金が組合にはあるのかどうか未知数です」とも答えた。
2008年度(4~3月)の長崎における総出荷約107万m3に対し、09年の10月までで約63万m3の出荷。前年比105~108%で推移しているものの、先が見えない状況で前年度出荷量をオンするかが焦点である。
【河原清明】
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