(株)三越伊勢丹ホールディングス(本社:東京都新宿区、武藤信一会長兼最高経営責任者)は12月18日、特別損失の計上と11月9日に公表した業績予想の修正を発表した。
特別損失の計上については、子会社である(株)三越が進めている地域事業会社化や人事制度改正などにより、早期退職特別支援制度や転籍などに伴う構造改革費用が発生、また子会社である(株)伊勢丹においても、早期退職制度の拡充に伴う構造改革費用が発生したため、2010年3月期第3四半期連結決算において特別損失として368億円を計上する。
業績予想の修正については、売上高が下期の実績を踏まえ100億円の減額。営業利益と経常利益は経費の削減を推し進めたため変更はない。当期純利益は予想に見込んでいなかった上記の特別損失の計上とそれに伴う法人税等の見直しにより、前回予想を200億円減額している。
◇2010年3月期 通期連結業績予想数値の修正
(2009年4月1日~2010年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:13,000億円
今回修正予想:12,900億円
増減額:-100億円
【営業利益】
前回発表予想:20億円
今回修正予想:20億円
増減額:─
【経常利益】
前回発表予想:150億円
今回修正予想:150億円
増減額:─
【当期純利益】
前回発表予想:200億円
今回修正予想:0円
増減額:-200億円
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