12月3日、イズミが市内2カ所目の大型ショッピングセンター「ゆめシティ」を開業して、20日が経過した。特に土日を挟む12月12日~13日、19日~20日は「ゆめシティ」周辺道路は夜遅くまで交通渋滞が続いた。新下関駅等からの送迎バスも鈴なりの状況が続いていたが、23日(祝日)は時間帯にもよるが幾分乗客数が減少してきており、オープンの賑わいも落ち着きを取り戻しつつある。
迎え撃つ市内最大の「シーモール下関」も、「ゆめシティオープンの影響を受けて入館者数ならびに売上高は昨年比で大幅な減少が続いたが、12月21日(月)に入館者数が初めて昨年比を上回った。その中で優良顧客を持っている下関大丸の健闘が目立つ。交通の利便性もあり、年末に向けて巻き返しに期待している」(吉田下関商業開発社長談)と言う。
一方、ゆめシティと直接競合する「とみやま」、「コープ新下関店」、「コスパ新下関」、「安岡ジャスコ」、「丸和」、「アルク」等への影響は大きく、周辺では生き残りをかけた競争が続いている。
【北山 譲】
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