24日、民主党福岡県連会長を務める古賀一成衆院議員の後援会が、事実上解散した。
古賀議員の後援会幹部によると、これまで古賀代議士に対し多くの役員や後援会員が意見や要望を寄せたにもかかわらず、一向に反省、改善の姿勢が見られなかったうえ、秘書の解雇をめぐって労働法違反にあたる行為をしていたことなどが明らかとなり、不満が続出。後援会の会長団会議から政治家としての資質を問わらえた古賀議員は、満足に対応できず、後援会連合会の会長や最高顧問、さらに大半の地区の後援会会長が辞任した。後援会は壊滅、事実上の代議士辞任要求である。
26日、電話取材に応えた古賀議員は「海外出張から帰ったばかりでよく把握していない。これから話し合う」。後援会から三行半を付きくけられた原因について聞くと「身に覚えがない」と切って捨てた。県連会長辞任は考えないのか、という質問には「全く関係ない」としたうえで「後援会は解散していない。与党になったわけだし、これからまた一歩ずつやっていけば良い」と意気軒昂だった。
(*古賀一成議員の後援会崩壊問題については新年1月4日に詳報の予定)
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