(1)大成建設と清水建設、統合説の復活
12月11日に『ネットIB』に掲載の、日下淳氏「東京レポート」を参照されたし!!『大成建設と清水建設の統合説が再燃』で詳細を分析している。このスーパーゼネコンの合併説は各方面に同様の波紋を投げかけている。
(2)マリコンは「五洋建設と東亞建設工業」に収斂か!!
公共事業の削減は、港湾工事の予算も激減させる雲行きである。ここで国土交通省が検討しているのが、全国規模で五洋建設と東亜建設工業の2グループに集約すること、だそうだ。そうなると、業者数が激減するのは確定的である。
(3)積水ハウスの大政奉還説が流れる
積水ハウスの業績が芳しくない。周知の通り、同社は積水化学工業から分離独立した住宅会社である。一方、積水化学工業は、セキスイハイムという住宅事業部門を持っている。この「セキスイハイム」と「積水ハウス」、販売戦線では激突している現実がある。そういう背景はあるが、積水ハウスの業績回復に目途がつかないなか、ライバル関係にある2社の合併説が水面下で囁かれている。
以前ほどの大口ではないが、積水化学工業はいまでも積水ハウスの株主である。積水ハウスの大政奉還が実現するかどうかは、今後の業績次第であろう。
(4)三井・住友大連合説浮上
三井住友建設の誕生の際、関係者は驚いた。長年の宿敵関係にあった「三井・住友」財閥の子会社同士が合併したからだ。
時が流れ、いま噂の渦中にあるのは、住友不動産と三井不動産とが一体になるかということである。加えること、「三井ハウスと住友林業とが一緒になれば」という待望論もある。
どうであれ、雇用数が減ることは間違いない。これでは日本の経済は縮小するばかりである。
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