山下医科器械(株)(本社:福岡市中央区、山下尚登社長)は1月6日、2010年5月期第2四半期決算(連結)発表した。
売上高は前年同四半期比7.7%増の181億3,700万円、経常利益は同比116.9%増の1億6,900万円、四半期純利益は同期比236.3%増の1億300万円。
売上高については、医療機器部門のうち一般機器分野では、理化学検査機器や眼科系備品の売上増加などにより32億7,900万円(前年同四半期比15.3%増)となった。
一般消耗品分野では、SPD契約施設や既存取引医療機関への医療機器消耗品の販売拡大などにより90億1,900万円(前年同四半期比6.2%増)となった。
低侵襲治療分野では、内視鏡およびサージカル備品の売上増加に加え、処置用医療材料(IVE・IVR)の売上増加などにより39億7,500万円(前年同四半期比9.2%増)となった。
メディカルサービス分野では、新規開業における売上減少があったものの、放射線機器や増改築案件に伴う設備備品の売上増加により12億6,600万円(前年同四半期比2.4%増)となった。
この結果、医療機器部門の売上高は175億4,100万円(前年同四半期比8.2%増)となった。
また医療情報部門においては、電子カルテや電子レセプトの底堅い需要はあるものの、情報機器の売上減少により5億9,600万円(前年同四半期比4.0%減)となった。
利益面については、売上増加に伴う売上総利益の増加に加え、販売費および設備管理費などの削減効果があったとしている。
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