山崎拓・元自民党副総裁は6日、谷垣自民党総裁と会談し、今年夏の参院選で比例区から出馬を目指す山崎氏自身の公認決定を迫った。結論は持ち越されたが、山崎氏は離党も視野に参院選に臨む考えを表明した。
7日朝、データマックスの取材に応えた山崎拓事務所の西村俊隆所長は、「(山崎氏は)『公認が得られなければ離党する』という卑怯な言い方はしていないと思う。ただ、12月12日に公認が決まる予定だったものが、ズルズルと延びており、これでは態勢が整わない。
参院比例区に出馬することは既定路線であり、これは政党の公認がなければ不可能。別の政党か新党ということになるのは当たり前の話。参院選出馬へは不退転の覚悟で臨んでいる」とした上で、「国民新党には亀井さん(国民新党代表、金融・郵政改革担当相)や自見さん(庄三郎・幹事長)がいて、古いお付き合いがある」と、国民新党とのつながりを認めた。
自民党内の中堅・若手から、は70歳定年制を盾に山崎氏の公認へ難色を示す声が少なくない。自民党執行部がどのような判断を下すか注目される。
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