1931年12月に創業、71年4月に法人改組された同社は、土木工事が事業主体であった。その後も公共工事を中心に、市営住宅やマンション、戸建住宅など建築工事をメインにしたことで事業は拡大した。04年8月期の売上高は約22億2,800万円を計上。地場有力ゼネコンとして名を馳せていた。
そのようななか、約8億円とも言われる未回収金が発生。早急な回収・償却を計画していた同社であったが、経済状況の悪化もあり、公共事業をはじめとする受注が徐々に減少。06年8月期の売上高は16億1,780万円、07年8月期11億1,460万円、08年8月期11億2,430万円と落ち込んでいった。
09年8月期、予測売上高12億円に対し、実際は8億8,700万円に留まったことで、同社の問い合わせが急増した。
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