広島県と島根県を結ぶ高速縦貫道路が建設されている。この地区は、あの進軍ラッパ吹きの亀井静香大臣の選挙区である。まさしく亀井藩の領地だ。「地元優先」ということで、下請け業者は内定しているそうである。裏を返すと、この高速道路建設を頭で受注したいと考える大手ゼネコンは、下請け内定業者に挨拶をしていなければ実際の工事は不能になる、ということである。
頭で取りたい意向のあるゼネコンの専務が、下請け業者に挨拶に行った。名刺を差し出すと、ここの社長が「あんたのところで9社目だ」と高飛車な姿勢を取ったそうだ。この専務は、悔し涙を拭ったとか。
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