久光製薬(株)(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)は1月8日、2010年2月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は前年同期比5.0%増の983億7,800万円、経常利益は同比3.8%増の261億円、四半期純利益は同比6.0%増の160億9,900万円。
売上高については、医療用医薬品事業が前年同期比6.2%増と堅調に推移。重点商品のケトプロフェン含有経皮吸収パッチ剤「モーラステープ」シリーズが同比8.6%増と引き続き業績を牽引している。
一般用医薬品事業は、国内市場においては依然として厳しい販売競争が続いており、流通在庫の適正化を図ったこともあって、主力商品が前年同期を下回り、同比2.6%減となった。
利益については、主に営業活動強化のため、販売費および一般管理費が417億8,600万円(前年同期比8.0%増)となり、減益となった。また、持分法による投資利益の増加と為替差損の減少があった。
なお、研究開発費は、66億3,700万円(同比5.0%減)。
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