8日、騙し取った公金を県幹部の接待や遊興に使っていたとして、参事や事務局次長が逮捕、起訴された「福岡県町村会」(会長:山本文男添田町長)が、理事会を開いた。
同理事会は山本会長の他、県内町村の首長10名で構成されており、事件発覚後初の会議となる。
町村会事務局によれば、理事会の中で今回の事件についての説明があったという。その内容は、町村会および県市町村振興協会が被害届けを出したことや、再発防止策などについてとのこと。各町村長には、25日に改めて詳細の報告をするという。
理事会終了後の各理事たちの口は重く、進んで情報を提供する姿勢は皆無だった。山本会長に至っては取材に対し、「ニュースなど知らん。新聞やテレビも田舎者なので知らん」と憤然とした様子。県政を揺るがす事件を起こした団体のトップとして、何の責任も感じていない様子だった。
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