(株)リンガーハット(福岡本社:福岡市博多区、東京本社:東京都大田区、米濱和英会長兼社長)は1月12日、2010年2月期第3四半期決算(連結)発表した。
売上高は前年同期比12.2%減の237億9,400万円、経常利益は2億6,000万円(前年同期は経常損失6,900万円)、四半期純利益は1億3,000万円(前年同期は純損失14億8,200万円)。
既存店売上高については、リンガーハットのクーポンによる販売促進活動の中止や高客単価業態であるとんかつ浜勝の来客数減少により前年比90.8%となったものの、09年10月1日からリンガーハットで「国産野菜100%」に切り替えた結果、10月からの売上高前年比は上昇傾向にあるとしている。
店舗については、11店舗(リンガーハット9店舗、浜勝2店舗)を新規出店。一方、3店舗(リンガーハット2店舗、浜勝1店舗)を閉店し、当会計期間末の店舗数は556店舗(リンガーハット444店舗、浜勝111店舗、卓袱浜勝1店舗)となった。
また、前連結会計年度に実施した不採算店50店舗の閉店(リンガーハット48店舗、浜勝2店舗)および直営店からフランチャイズ店へ47店舗移行したこと(リンガーハット38店舗、浜勝9店舗)により、売上高は前年と比較して33億600万円減少した。
利益面においては、豚バラ肉、小麦、食用油などの原材料仕入価格が下落したことや、これまで外注していたチャーハンなどの自社工場での内製化が進んだことにより売上原価低減が図れたこと、また、販売促進費や本部経費の削減ならびに前期に実施した不採算店閉店によるコスト削減が進んだことにより、大幅な増益となった。
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