(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田俊一社長)は1月13日、2010年8月期第1四半期決算(非連結)発表した。
売上高は2億1,900万円(対前年同四半期増減率-55.6%)、経常損失は1億400万円(前年同四半期の経常損失は8,400万円)、四半期純損失は1億500万円(前年同四半期純損失は5,200万円)となった。
装置組立事業では太陽電池分野の低迷が続きながらも、FPD分野において製造装置の新規受注があった。
精密切削加工事業の太陽電池分野では、国内複数メーカー向けの試作品を受注した。FPD分野では海外液晶製造装置メーカー向けの部品の生産が進み、四半期単位で過去最高であった前年同期の4割まで回復した。半導体分野では各メーカーの稼働率回復と製造装置メーカーの受注回復に伴い、前年同期比で増加した。
利益面については、固定費削減と製造拠点の再配置も含めた効率化に取組んだものの、売上高の低迷で営業損失を計上した。また、円高に伴う決済用外貨預金を主因とした為替差損が1,300万円発生した。
▼関連リンク
⇒株式会社マルマエ
※記事へのご意見はこちら