サンケイ化学(株)(本社:鹿児島市、社長:福谷明)は1月14日、2009年11月期決算(連結)を発表した。
売上高は前期比2.6%減の65億6,200万円、経常利益は同比530.0%増の2億8,300万円、当期純利益は1億3,700万円(前連結会計年度は2,100万円の損失)となった。
一部商品の販売中止や、原料不足による供給不足などが売上高に影響した。また、埋設農薬の無害化処理費用その他を特別損失に計上している。
製品の用途別売上では、殺虫剤についてはスクミノンの伸張があったものの水稲害虫の少発生、園芸用殺虫剤の原料不足による供給減などもあり売上高39億4,600万円(前年同期比5,200万円、1.3%減)、殺菌剤については病害の少発生で売上高8億4,100万円(同比7,600万円、8.3%減)、殺虫殺菌剤については薬剤の切り替えもあり売上高5億2,000万円(同比6,000万円、13.1%増)。
除草剤については、畑作用および園芸用が減少し売上高4億4,400万円(同比7,500万円、14.6%減)、その他はフェロモン剤が減少し売上高4億2,300万円(同比2,100万円、4.8%減)。
農薬以外のその他については、ゴルフ場関係の防除作業が減少し売上高3億8,600万円(同比700万円、1.9%減)となっている。
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