(株)原弘産(本社:山口県下関市、原將昭社長)は1月14日、2010年2月期第3四半期決算(連結)を発表した。
営業収益は98億8,200万円、経常損失は49億1,200万円、四半期純損失は80億3,200万円となった。
財務体質の改善に取り組んだものの、営業総損失を30億5,500万円計上した。また、社債償還益などの特別利益66億6,000万円を計上したが、債務保証損失引当金繰入額やたな卸資産評価損などの特別損失97億8,400円を計上した。
不動産分譲事業については、新規にマンションプロジェクトを計画せず、たな卸不動産の売却および分譲マンション代理販売に注力したものの、不動産価格下落により適正な利益を確保できず、営業収益75億4,700万円、営業損失35億4,300万円となった。
不動産賃貸管理事業については、営繕工事の獲得に注力したが、景気後退の影響から計画どおり獲得できなかった。また、管理戸数および入居率においても減少傾向にあり、営業収益8億2,300万円、営業利益2億3,600万円となった。
環境事業については、風力発電機器、環境機器、環境商品の販売に注力したが、販売は低調に推移。また、連結子会社の株式譲渡および風力発電事業に係る固定資産の売却などを行ない、営業収益は15億1,200万円、営業損失は6億1,900万円となった。
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