広告主体の商業フリーペーパーの草分け的な存在である(株)ガリヤ(本社:福岡市博多区)は、従業員の大幅削減などで動向が注目されていた。創業者社長・長澤由起子氏は、幹部を信頼して経営を託していたことを深く反省をし、昨年9月から経営の最前線に復帰した。
赤字営業社員(大半が男性)にはお引き取りを願い、経費も抑えるものは極力抑えて、自らクライアント回りを開始したのである。また、「それはできません」というマイナスの雰囲気を一掃するために、女性営業担当者を3名採用して営業のテコ入れを図った。
結果、社内にもクライアント側にも、また取引先にも、『ガリヤ復活』という手ごたえを得始めている。当の長澤社長が、本音を次のように披露する。「こういう事態を招いたのは経営者の私の責任です。4カ月必死で戦い抜き、ゼロ地点に立ち返れました。3名の新たな女性セールススタッフが奮闘しています。3月号を見ていただければ、『あーあー、ガリヤが元気になった』と認識をしてくれると思います」と。
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