タケノコ産地偽装が表面化した「中尾物産」(立花町)が19日、福岡県より改善指示を受けた。これまであきらかになった八女・立花地区のタケノコの産地偽装はいずれも中国産を国産と偽ったもの。国産ものの需要の増加に対応できなくなったのが主な理由だ。今回の処分に関して業界関係者は「ほかにも同地区で生産できる量をはるかに超えるタケノコを出荷している企業がある。いかなる手法を使っているのか」と語る。企業努力で賄っているならば高く評価されるが、業界への視線が厳しくなっているだけに産地表示以外の透明度を上げることが求められる。
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