水産庁は1月19日、水産庁漁業取締船が中国底びき網漁船を漁業主権法違反(無許可操業罪)で拿捕したと発表した。
水産庁による外国漁船の拿捕は今年に入って2件目で、中国漁船は初。
1月19日午前4時26分ころ、水産庁漁業取締船「白萩丸」(499トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南西約99kmの排他的経済水域(EEZ)において、無許可で操業中の中国底びき網漁船「浙象漁27035」を発見した。
このため1月19日午前5時15分、同船を漁業主権法違反(無許可操業罪)で拿捕したとしている。
◇拿捕した中国底びき網漁船
<被疑者>
任 增富(ラン ザンフ)(50歳)
<被疑船>
浙象漁(チォシアンユィ)27035
(底びき網漁船、総トン数:95トン、被疑者を含む7名乗船、船籍港:浙江省象山)
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