(株)ベスト電器
301億円の最終赤字で経営陣らが退任
■石油製品・酒類販売(福岡)/(有)竹内商事
【続報】 破産手続開始決定 負債総額 約1億5,000万円
代 表 : 竹内 裕文
所在地 :福岡市早良区百道浜4-2-1
設 立 : 1995年5月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (08/4)約5億9,000万円
弊誌2009年10月8日号「モルグ」にて既報の同社は、12月4日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けていたことが判明した。破産管財人は吉原淳治弁護士(吉原淳治法律事務所、福岡市中央区大名2-8-18、電話:092-713-7239)。負債総額は約1億5,000万円が見込まれる。
■一般乗用旅客自動車運送(長崎)/(有)城山タクシー
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約9億4,300万円
代 表 : 三浦 博
所在地 :長崎市花園町27-1
設 立 : 1960年5月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/3)約4億2,400万円
12月11日、同社は長崎地裁から破産手続開始決定を受けていたことが判明した。破産管財人は川添志弁護士(山下・川総合法律事務所、長崎市万才町3-13、電話: 095-825-1314)。負債総額は約9億4,300万円が見込まれる。
■電気工事(熊本)/旭電気設備(株)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約5億円
代 表 : 福島 秀樹
所在地 : 熊本市並建町中道758-1
設 立 : 1956年4月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (08/9)4億7,181万円
弊誌2007年8月27日号「アラーム」で既報の同社は、1月14日に事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は山之内秀一弁護士(山之内法律事務所、熊本市九品寺2-6-50、電話:096-366-2886)ほか。負債総額は約5億円が見込まれる。
■マリーナ施設運営(熊本)/(株)WINDマリーナ熊本港ほか2社
設備投資過多 破産手続申請準備中 負債総額 約4億5,000万円(3社合計)
代 表 : 渡邊 今朝徳
所在地 : 熊本市新港1-4-2
設 立 :2008年5月
資本金 : 1,100万円
年 商 : (08/12)100万円
12月25日に事業を停止していた同社、および関連会社の(株)CSC、(有)CSCアップワークの3社は、1月5日までに破産手続申請の準備に入った。担当は田中裕司弁護士(弁護士法人田中ひろし法律事務所、熊本市江越1-18-1、電話:096-312-8868)ほか。負債総額はWINDマリーナ熊本港が約3億円、CSCが約1億円、CSCアップワークが5,000万円、3社合計で約4億5,000万円が見込まれる。
■トップインタビュー
福岡の不動産業界を見通す 顧客の喜びが利益を生みだす
(株)OHI 代表取締役社長 井川 英治 氏
福岡を中心に不動産業務をトータルに行なう(株)OHI。今回、同社代表取締役社長の井川英治氏に、過去にバブル崩壊を経験し、かつ生き残ってきたなかで培われた体験をもとに、今後の福岡における不動産の動向を中心にお話をうかがった。
所在地:福岡市中央区天神4-6-7
設 立:2003年10月
資本金:1,100万円
年 商:(09/3)8億5,731万円
○個人消費と密接な関係
○外資系との取引を通じて
○真のアドバイザー目指す
■トップインタビュー
福岡市の事業環境には将来性がある 来たるべきチャンスに備えた基盤作りを!
(株)コーセーアールイー 代表取締役 諸藤 敏一 氏
一時は6,000戸以上を誇っていた福岡都市圏のマンション着工件数。2010年は『3,000戸を割るのは間違いない』と囁かれ始めている。現在、金融機関が積極的に土地仕込みを貸し出す対象先は、地元デベロッパーにおいては数社しかない。
所在地:福岡市中央区赤坂1-15-30
設 立:1992年9月
資本金:3億3,800万円
○新規住宅供給が減少し 在庫整理の局面へ
○逆風に負けない販売力
○人口減少が与える影響 福岡市の特徴とは
○現状を維持してチャンスをものにする
■流通大競争時代
井筒屋、大規模リストラ 前途多難の新体制
井筒屋は、2010年2月期(連結)の当期純利益が2期連続の大幅赤字になることから、中村眞人代表取締役社長が責任を取り退任。約240人の希望退職の実施など、抜本的なリストラに踏み切る。山口銀行など取引銀行には返済期限の延長などの金融支援を受ける。
○正社員の2割削減
○経営体制一新
○銀行主導色強まる
■インタビュー
建設業界に芽吹く新しい力 職能文化の承継と地位向上を目指して
~福岡仮設組合~
我が国きっての成熟産業と言われながら、若手の人材確保が容易ではなくなってきている建設業界。地場・中央を問わず、老舗業者が強さをみせるなかで、新興業者の側でもさまざまな試行錯誤がみられる。昨年3月に結成され、まもなく設立1年を迎えようとする新興仮設業者の団体である「福岡仮設組合」の取り組みもそのひとつだろう。
○同業者と手を携えて
○経営を磨く場でありたい
○常に実務を意識しながら
■クローズアップ
「社長が選ぶ社長」首位に柳井氏 FRの商品力は本物か(上)
もはや経済ニュースの指定席を確保したかに見える(株)ファーストリテイリング(FR)。一昨年秋の世界同時不況以降、日本経済は完全に失速。それを嘲笑うかのように、同社は好調な業績をあげている。その理由は何かと言えば、商品を生むマーチャンダイジング(商品政策)に尽きる。
○欧米の製造小売業をいち早く手本に
○最低価格で誰もが着られる服
○顧客起点と品質向上 追求が生む商品
○ベーシックとトレンド 絶妙なバランス
■企業アーカイブ
監査法人がGCを付けた上場企業 09年9月中間期決算は69社にとどまる
日本航空(JAL)、アイフル、ラオックス、コロムビアミュージックエンタテインメント…。2010年3月期第2四半期(中間期)の決算書に、企業が存続できるかどうか(ゴーイング・コンサーン=継続企業の前提)に関するリスク情報を記載した上場企業(東京証券取引所、大阪証券取引所、ジャスダック証券取引所、名古屋証券取引所)は69社だった。
○2段階方式の表記に緩和
○日航、アイフルが初登場
○GC注記予備軍
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