消費者庁は1月20日、インターネットによる宅配ビデオレンタルサービスに関するトラブルが急増していることを受け、消費者に注意を呼びかけるとともに、業者に対して表示の改善を要請したことを明らかにした。同措置は、同庁がこれまでに取りあげた「ワンクリック請求」、「無料オンラインゲーム」に次いで三番目。
トラブルとして、「会員登録中、入力エラーになったので途中でやめたが請求された」「無料お試しを登録したが、一度も利用しないまま有料になり利用料が引き落とされた」――など8件の事例を紹介したうえで、契約内容をよく確認し、クレジットカードの登録は慎重に行ない、解約したい場合は早く返却するよう消費者に呼びかけている。
また業界に対して、あたかも課金がないかのような誤認を招く強調表示をしないよう、表示の改善を求めている。
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⇒インターネットをめぐる消費者トラブルについて(#3「宅配ビデオレンタル」)(PDF)
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