安川電機(株)(本社:北九州市八幡西区、利島康司社長)は1月22日、2010年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は前年同期比44.7%減の1,505億5,400万円、経常損失105億5,300万円、四半期純損失81億6,100万円となった。
当第3四半期連結累計期間における事業環境は最悪期を脱し、徐々に回復基調にあるものの、主要顧客である自動車業界の設備投資抑制の継続や、当期後半の急激な為替円高の進行等の影響もあり、本格回復までには至っていない。
しかし、主力商品の有望市場開拓やコストダウンの徹底などの施策および経済環境の緩やかな回復により、受注面ではモーションコントロールセグメントを中心に中国・アジア市場向けが改善しており、国内市場向けも回復の兆しが見えてきているとしている。
一方損益面では、引き続き即効性のあるコストダウン強化や経費削減の徹底に努めたものの、売上減少の影響をカバーするまでには至っていない。
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