福岡市が2008年度から今年1月までに発注した港湾関連工事約100件のうち、地場マリコン5社による受注は、契約金額ベースで78%を占めていたことがわかった(JVを組んでの受注分を含む)。5社は「博多湾環境整備」(福岡市博多区)、「博多港管理」(福岡市中央区)と子会社「コンドー」(同)、「宮川建設」(同)と子会社「土成興産」(同)。
全体の契約金額約88億4,000万円に対し、5社が受注した金額は約68億5,800万円。8割あまりを占めていた計算になる。
突出した受注実態に改めて疑問の声が上がりそうだ。
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