今年1月15日に福岡地裁より破産開始決定を受けたトータルプロシステム(株)(本社:福岡市博多区、長田一也社長)への焦げ付きが発生した(有)ロイヤルフーズ(本社:福岡市博多区、萩原正綱社長)の実害額が4,060万円にのぼることが判明した。
昨年12月24日にトータルプロが福岡地裁に提出した資料によると、一般債権者としてロイヤルフーズが244万円となっていたが、同社の萩原社長によれば「負債は244万円でなく、4,060万円です。当社が保全をかけていたように思われますが、それは違います。この件については、真摯に対応したいと思っております」とコメントしている。
通常ならば焦げ付きの存在を隠したがる企業が多いなか、債権額以上の実害を公表するとは、何とも剛毅な経営者である。
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