23日、糸島市JA糸島本店3階ホールで、糸島市長選挙に立候補を予定している松本嶺男氏の総決起大会が開かれた。会場には旧前原市をはじめ、志摩地区、二丈地区から約800名の有権者が集まった。また、来賓として自民党、公明党の県議や合併前の自治体首長らが参加した。
代表して来賓のあいさつに立った末崎元志摩町長は、「行政経験は大切である」と訴えた。また、月形県議は「戦いは昨年8月から始まり半年経った。松本氏は各地域の不安の声を聞き、合併後の市政を人に任せられないと頑張ってきた。行政経験もアイディアも豊富である」とエールを送った。
激励を受けた松本氏は、市政をスポーツに例え「監督の能力がチームを左右する。糸島市は3つのチームがひとつになったばかり。初代の監督は経験のある人がいい」と、自らの行政経験をアピールした。
会場に訪れていた人にも話を聞いた。志摩地区50代の農家男性は、「新しい人に任せるのは不安だ。だが、旧前原市以外では、立候補予定者2人のそれぞれの知名度は低い」と話した。このように市長選の結果に影響すると言われている志摩地区、二丈地区の票の行方が予測不能であると感じさせる声があった。
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