福岡県は「フクオカRuby大賞」の受賞者が決定したと発表した。
2回目となる今回は、日本をはじめアメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界8か国からRubyによるソフトウェアや普及活動など64件の応募があった。これらのなかから、ソフトウェア産業や社会に与える影響、革新性、普及への貢献度の観点から、受賞者を決定したとしている。
<大賞>
「Rhodes(ローズ)」 Rhomobile(ローモバイル)社
ローモバイル社はアメリカシリコンバレーのベンチャー企業で、「ローズ」は同社が開発した携帯電話用アプリケーション開発ソフト。同ソフトウェアは地図やゲーム、スケジュール管理などさまざまなアプリケーションをアイフォーン、アンドロイドなどのスマートフォンに搭載できるようにする画期的なもので、その技術力の高さや、世界的に普及が進むスマートフォンのソフトウェア開発におけるRubyの優位性を立証した点が評価されたため、大賞に選出された。
<優秀賞>
(株)アイ・ティ・フロンティア(東京)
TIS(株)(東京)
(株)アイキューブドシステムズ(福岡)
(株)まちづくり三鷹(東京)
このほか、県内企業を対象とした奨励賞には県内のIT企業3社、クラウド特別賞にはクラウドコンピューティング技術とRubyを組み合わせ新たなビジネスモデルを実現したPivotal Labs(ピボタルラボ)社(米国)と(株)あくしゅ(東京)の2社が選出された。
また表彰式は、1月29日にホテルオークラ福岡で開催される「フクオカRubyフォーラム2010」の中で行なう。
■フクオカRubyフォーラム2010
<日時>
1月29日(金) 13:30~19:00
<場所>
ホテルオークラ福岡4階「平安の間」(福岡市博多区下川端町3-2)
<主催>
福岡Rubyビジネス拠点推進会議
<内容>
[開会あいさつ]
福岡Rubyビジネス拠点推進会議 西岡会長
麻生知事
[表彰式典]
大賞、優秀賞、奨励賞(地元企業)、クラウド特別賞
[基調講演:「誰にでも、どんな時でも、チャンスがある」-クラウドコンピューティングの実例と可能性-]
(株)セールスフォース・ドットコム 代表取締役社長 宇陀 栄次 氏
[特別講演:Rubyが拓く未来]
(株)ネットワーク応用通信研究所フェロー まつもと ゆきひろ 氏
[受賞者プレゼンテーション]
[交流会]
<定員>
300名
<参加費>
無料(交流会に参加する場合 4,000円)
<申込方法>
電子メール
<詳細・お申し込み・お問い合わせ>
福岡県庁ホームページ 「フクオカRuby大賞」の受賞者決定
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら