九州電力(株)(本社:福岡市中央区、眞部利應社長)は1月29日、2010年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期比4.9%減の1兆603億6,900万円、経常利益は772億3,800万円、四半期純利益は489億5,100万円となった。
電気事業において、販売電力量の減少により電灯電力料が減少したことなどから減収となったものの、燃料価格の下落や販売電力量の減少などにより燃料費が減少したことなどから、前年同四半期に比べ増益となった。
販売電力量については電灯、業務用電力などの一般需要は、7月の気温が前年に対し低めに推移したことによる冷房需要の減少や小規模工場・商店の減少などから、前年同四半期に比べ2.2%の減少となった。また大口産業用需要は、電気・輸送用機械や鉄鋼など主要業種の生産が減少したことから、前年同四半期に比べ11.8%の減少となった。
この結果総販売電力量は615億kWhとなり、5.0%の減少となった。
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