西部電機(株)(本社:福岡県古賀市、吉住一成社長)は1月29日、2010年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期の売上高は前年同期比28.6%減の81億5,700万円、経常利益は同比70.5%減の2億500万円)、四半期純利益は同比64.3%減の1億2,700万円となった。
輸出の減少に加え、設備投資圧縮の影響を受けた。
搬送機械部門は受注高が前年同期比13.6%減の42億9,000万円、売上高が同比28.9%減の36億7,400万円となった。
実体経済の悪化に伴う設備投資抑制の影響を受けるなど、厳しい状況で推移した。
産業機械部門は受注高が同比5.2%増の41億6,200万円、売上高が第4四半期への納期のずれなどにより同比2.8%減の30億8,800万円となった。
ゲート市場向けアクチュエータが比較的堅調に推移した。
精密機械部門は受注高が同比45.3%減の12億6,500万円、売上高が同比57.8%減の11億5,600万円となった。
円高に加え世界的な需要の減退から、企業の設備投資意欲が弱く低調に推移した。
その他の部門では受注高が同比42.1%減の1億9,500万円、売上高が同比32.5%減の2億3,700万円となった。
営繕工事や駐車装置が減少した。
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